
またまた久々の更新になってしまいましたが、HGUCリックドムアップしました。
これといった改造もないのでトピック的には不足気味ですが、ゲルググ同様、最近のマイブームである凹モールドを中心としたディテールを追加しています。
一年戦争時代のジオン系MSは比較的シンプルなラインのため、近年のMSに見慣れた身としては立体として少々物足りなさを感じるのも事実。
オリジナルの形状を尊重しつつ、全体の情報量を上げる定番工作としてはスジ彫り追加やウェザリングやデカール追加などがありますが、どれもバランスが大事になってくると思います。
スジ彫りは車で言えば、ドアやボンネット、トランクなどの開口部、もしくはボディーとバンパーなどの分割ライン、給油口などの内部へのアクセスハッチにあたるのでいたずらに増やすのは兵器としての強度や製造効率を考えるとあまりリアルとはいえない。
ウェザリングは単色塗りに比べて格段に情報量を増やせるが、リアルさを欠くと一気にスケール感を失うリスクもあるので、それなりのテクニックが必要で、仕上げ的にあまり汚したくないときには使用できない。
コーションマークなどマーキングは比較的簡単に情報量を増やせるが、あくまで何かしらの注意書きなので、何もないところにむやみに貼るのは説得力に欠ける。
その点、凹モールドは形や中に埋め込むパーツなどによって、接続ラッチやフック、スイッチなどバリエーションが豊富なので一つの機体に複数配置しても違和感が出にくいし、デカールを貼るきっかけにもなりやすい結構有効なディテールアップ手段なのではと感じています。
これも程度の問題で無意味にあちこち穴だらけっていうのもかっこ悪いので、基本的にパーツの隅やエッジ部分などなんとなく理屈をつけやすい部分に適度に配置するのが良かと。

今回、ナンバリングなど大きいデカールを除いて、モデグラライターのPooh熊谷さんプロデュースの
PMW製ベルテクスコーションデカールを使わせていただきました。
5月の静岡ホビーショーでお会いしたのがきっかけで紹介してもらったものなのですが、実にストイックに”使える”マーキングだけを集めたモデラー想いの製品です。
コーションデカールの定番としては、サードパーティー製のものとバンダイの機体別の純正品がありますが、どれも毎回使わない部分が少なからずあり、結局コスト的に上がってしまうもの。
MDプリンターなど自作デカールが出来る環境なら、その点問題ないものの、印刷精度や余白を切らないといけないという問題があります。
その点、このデカールは市販品レベルの印刷精度で、余白を切らずにそのまま貼れる便利さと無駄の出ない使いきれるデザインで非常に使い勝手のいいもの。
色も白、黒、グレー、赤、青と豊富で、下部スペースは再販ごとにプロモデラープロデュースのオリジナルデザインが採用されるというのも面白いところですね。
気になる方は
スジボリ堂さんまで。
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- 2008/09/15(月) 19:47:48|
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