GARAGE T4ライフ

GARAGE T4管理人takayo4のガンプラ製作記など。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ディテールアップの強い見方

ゲルググですが、基本的な出来は良いので大まかな工作は切り上げて、ディテールアップにかかります。
ゲルググに限らずHGUCはディテールが少なめなので、この辺が個性の見せ所でもあり、無地のキャンパスって感じで楽しい部分でもありますね。

私の中で最近ディテールアップのメインとなっているのが、凹モールド。
スジ彫りも変わらず有効で多用する手段なのですが、MSを装甲を身にまとった兵器と考えるとあまり合わせ目が露出しているのも違和感があるし、パターンを考えるのもなかなか大変。
それに、単一のディテールをあまりに乱発しすぎると全体的にどこか退屈というか見所の定まらない作品になりがちなので、スジ彫りやディテールアップパーツを使ったデコレーションなどと合わせて、ディテールのバリエーションを増やすのに有効かと思います。

m06 01
今回は春の静岡ホビーショーでお会いしたBMC(美唄モデラーズクラブ)のジョンソンさんからご紹介いただいたその名もBMCタガネを使ってみました。

m06 02
タガネって何?って方も多いと思いますが、基本的には極小ノミと思ってもらっていいと思います。
先端はタングステン鋼という非常に硬い素材を使っているので、ちょっとやそっとプラを削ったぐらいじゃへたらないし、異常なほどにシャープなエッジに仕上げられるので、そのエッジを使ってカンナ的な使い方でスジボリを彫ることも出来る優れものです。
サイズもほぼ0.1mm単位でラインナップがあるので、スジボリや凹モールドはその幅に合わせてってことになるのですが、とりあえず良く使いそうな0.15、0.2、0.5、1.0mmを用意。

m06 04
まずは基本的な使い方である、スジボリですが、これは0.15~0.2がメインになると思います。
使い方は先端のエッジを立てるようにして、カンナがけのようにケガくだけ、使用感は良く切れるPカッターやケガキ針と似ているのですが、その違いは切断面。
Pカッターやケガキ針は運河彫りといわれるように、深くなるほど太くなる傾向がありますが、BMCタガネは先端の広がりがほとんど無いのでかなり深く掘っても一定の太さを維持でき、底面は四角なので見た目がシャープ且つ、墨入れのふき取りもしやすいという利点があります。
逆に、常にタガネの幅でのスジボリとなるため、最小の0.15でもエアモデル的な極細のスジ彫りは難しいので、パーツの分割ラインや装甲の合わせ目といった比較的しっかりしたスジ彫り向きかと思います。
ここでは太もものパーツ分割ラインを0.15mmで、アクセントとなるスリット部分は0.5mmでノミの要領で彫りこみました。

m06 03
比較的簡単で使い勝手のいいマイナス状凹モールドですが、従来はあぶった精密ドライバーを押し当てたり、ノミで両サイドから押し切るように切り込むのが定番でしたが、あぶるやり方では熱し方しだいで溶けて貫通してしまったり、ノミでも切れ味が悪いとプラがめくれてしまったり、穴の形状がV字になってしまう欠点がありました。
そこで、ベースになる凹モールドはノミで開けて、それをBMCタガネ0.2mmで掘り下げてみました。
これだと、ノミで無理に深く掘る必要が無いのでミスも少なく、断面がしっかりコの字にエッジの効いた凹モールドが彫れます。

m06 05
また、タガネの幅によって広いスジ彫りが彫れるというのも特徴で、このように通常のスジ彫りのなかにアクセントで太目のスジ彫りを足すことも出来ます。
これは通常のスジ彫りを終えてから、ある程度ナイフやノミで当たりをつけて0.5mmでケガいて彫っていますが、このぐらいの太さと長さの一定の凹モールドを彫るのは他の工具では非常に難しいはずです。(実際私も今まで自作ノミで彫ってましたが、非常に大変でした。)

m06 06
そして、私の中ではかなりの定番になっているA.O.Z風凹モールド。
これも今まで自作ノミで彫っていましたが、シャープなエッジに仕上げるのはそれなりにコツがいる上、画像のゲルググのシールドもですが、ABSのような硬い素材の場合はその難易度も跳ね上がります。
BMCタガネは通常の彫刻等やノミとは比べ物にならないぐらい良く切れ、表と裏で角度が異なるのでそれを利用してエッジをつぶさずに深く彫り込むことが出来ます。

この手の作業は精度の違いこそあれ、ある程度経験のあるモデラーなら普通の工具でも一般的な目視や画像のレベルでは分からない程度の工作は出来るし、私も今までそれで十分なのでは?という思いもありました。
ただ、一応プロとして時間を考えながら作業する必要性を感じたとき、より効率的で信頼できる工具の存在が非常に大切になってきました。
こういう細かい一つ一つの作業の時間を少しづつ削ることで、最終的にかなりの作業時間を縮められ塗装や仕上げ(もしくは睡眠w)に回せるなら、良いものがあるなら使わない手は無いと。

もちろん一般的なモデラーとしても、より簡単にストレス無く作業できるメリットは大きいはず。
もちろんこれだけですべての作業が出来るというものではありませんし、一本1,500円前後の価格は初心者やライトなモデラーにはそれなりの負担かも知れないですが、少なくともスジ彫りと凹モールド彫りに関しては、バカ高い工具や目新しいけど使えるのか分からない工具を買い集めるよりはよほど懸命な投資だと思うのですが。

今日のある方はスジボリ堂さんで購入できます。
私は今のところタガネ以外使ったことが無いのですが、モデラーとして興味をかき立てるものがたくさんあって、今後いろいろためしてみたいと思ってます。
スポンサーサイト
  1. 2008/07/21(月) 00:39:51|
  2. HGUCゲルググ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<完成。 | ホーム | HGUCゲルググ>>

コメント

おいらも使ってます。
「別に無くても手持ちの工具で出来る」って同じ事思ってました。(実際そうですし)
でも確かに1ランク上の仕上げかつ、短時間というのは感じてます。
サイズを揃えると更に楽になるんですが、1本の値段を考えるとねぇ・・・・
しかし0.2mm幅が焼き印代わりに使えるとは!
こりゃ0.2は買わないと(5本持ってるくせに、0.2は無い)
  1. URL |
  2. 2008/07/21(月) 05:28:22 |
  3. かいん #-
  4. [ 編集]

かいんさん、お久しぶりです。
最近は一体あたりに彫り込む凹モールドがかなり増えてるので、トータルするとかなりの時間節約になりますね。
よく切れるので力を入れすぎて失敗ということが少ないものいい点かも。
この手の工具って基本的には小は大を兼ねるんですが、それだとせっかくの工作精度が下がってしまうんで、私も使いながらさらに必要なサイズを見極めようと思ってます。
  1. URL |
  2. 2008/07/22(火) 09:40:33 |
  3. takayo4@管理人 #-
  4. [ 編集]

お久しぶりです。誌面でのご活躍拝見しております。

BMCタガネつかっちゃうと他のけがき針が使えなくなっちゃいますよね。
私もヘビーユーザーw。

スリットディティールに0.5mm、こりゃ買わなきゃ!!
こういうのどうやるのか試行錯誤だったんですよね。

0.15、0.2、1.0mmは持っているのでさっそく買って
AOZディティール、実践しまーす!!
  1. URL |
  2. 2008/07/23(水) 15:48:19 |
  3. たーちゃん #8zABD41g
  4. [ 編集]

たーちゃん、お久しぶりです。
実はBMCタガネ初心者の私w。
今まで他の工具で苦労してきたので、その分コレを使ったときの感動は大きかったですね。
まぁ、0.15mm以下のスジ彫りはやはり従来のケガキ針などで…という部分はあるものの、ある程度しっかり彫るスジ彫りに関してはこれに勝るものは今のところ知りません。
ノミ的な使い方をすれば、それこそ凹モールドに関してはほぼ何でも出来そうな気がします。
  1. URL |
  2. 2008/07/24(木) 21:00:51 |
  3. takayo4@管理人 #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://garaget4.blog50.fc2.com/tb.php/72-628bf1b0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

takayo4
ガンプラ・CG・各種Howto・投稿コーナーなどを掲載するガンプラサイト「GARAGE T4」の管理人。


ブログから入られた方HPはこちら。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。